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2017年2月10日金曜日

鰹節けずり器と食の思い出

鰹節を削るのは、面倒くさくて、結構大変で、時間がかかるんだよな・・・という、子供の頃の記憶をふと思い出しました。

今、振り返って思うと、あの頃は、何だか時間がゆったり流れていたような気がします。そう感じるのは、やはり私が年をとったからでしょう。

小さい頃は「手伝わされた!面倒くさい!!」と思っていた鰹節けずり。

母は、よく口癖で「うちはエンゲル係数が高い!」と言っていましたが、味や食材にこだわりを持っていて、子供の健康に気遣い、将来の事を考えてくれていたのだと感じます。

家庭の中での食育 素材にこだわる

麦茶用の麦をフライパンで炒ったり、ブロックの鰹節削ったり、味噌作ったり、家庭の中で、色々な経験をさせてくれました。子供の頃は手伝いが嫌いで、文句ばかり言っていましたけどね、私。

母は、食にはお金をつかっていたし、手間暇かけていい物を食べさせてくれていた・・・母が自分にしてくれた事を、今の自分が家族に対して出来ているか?と、反省する時があります。

そして、私って本当にダメだなぁと凹みます(笑)。

今は、鰹節もパックに入って手軽に使える便利な世の中ですが、昔を思い出し、かつお節 けずり器を、買いたいなぁなんて思う事もあって、鰹節を削るのは面倒くさいとわかっているのに、なぜそう思うのか不思議な気分です。

あ、ちなみに、私が覚えていないだけで、私の子供の頃もパック入り鰹節はあったかもしれない。スーパーへ買物に行っても、自分が興味のない物は見えていなかったあの頃。だいぶ経ってから、にんべんの鰹節を使い始めた気がする?

先日、ダシを支える老舗「にんべん」に学ぶ 時代を生き抜くサバイバル術!?| 読むテレ東:テレビ東京 を、見ましてね。

今は、日本橋だし場(出汁バー)なんてのが、あるそうですよ。

美味しい出汁は、料理をワンランクUPさせると思っているので、ぜひ、行ってみたいと思ったのでした。

この投稿は、アメブロで2014/11/28 16:50:34に書いた投稿を、移動&追記したものです

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