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2017年4月15日土曜日

目の健康を守りますSP NHKガッテンより

気づかず放置すれば失明する可能性もある緑内障って怖いですよね。

緑内障は、遺伝により発症する病気だと思っていたので、NHKガッテン・目の健康を守りますSPで、眼圧が高くなくても緑内障を発症する事があると知り、驚きでした。

緑内障になりやすいのはこんなタイプという事で、放送されていたのを、自分用にまとめました。

 正常な眼圧でも、網膜の視神経がダメージを受けて、視野が欠けると緑内障になりやすい。緑内障と睡眠時無呼吸症候群の関係性について、書かれた論文があるそう。
正常な眼圧でも網膜には大きなダメージ。 網膜の血流が下人で、栄養や酸素が足りていない

緑内障になりやすいタイプ

東北大学医学部 眼下学教室 中澤徹 主任教授
  • 睡眠時無呼吸症候群・・・睡眠時に無呼吸の状態が続く事で、網膜の血流低下を招き、栄養や酸素が足りない状態に陥る
  • 低血圧・・・全身の血流が悪い典型例。目にくる血液の量が少ない。網膜の血流低下を招きやすい。
  • 高血圧・・・血圧が高いことによって、網膜の毛細血管が動脈硬化。血流の低下を招きやすい。
  • 糖尿病・・・血中の糖が網膜の毛細血管を傷つけ、血流低下を招きやすい 片頭痛・・・脳の血管が拡張・収縮しやすい。網膜でも似た現象が起き血流低下
  • 家族歴・・・血縁のある親族に緑内障の患者がいる人はリスクが高い。 
  • 強い近視(度数-5.0以上が目安)・・ 眼球が大きくなって毛細血管を圧迫。網膜の血流低下を起こしやすい

40歳以上になったら緑内障の検査をした方がいいそうです。

老眼による見えづらさと思いこみ事で、緑内障の発症に気づきにくくなり症状が進行する事があるからだそう。

また、白内障と緑内障を同時に持つ人はかなりいて、白内障を患っている人は、白濁により緑内障を見つけにくいそうです。

血液の量と質の維持が大切とおっしゃっていました。

緑内障を調べる

眼底検査・・・眼科で眼底検査
OCT・・・緑内障の早期発見に有効。多くのクリニックで導入されている検査機。

CNTGS(緑内障治療の有効性を検証した海外研究)

緑内障を発症したら

眼圧を下げる為に点眼。正常値でも眼圧を30%低下させると80%の患者で緑内障の進行が抑制。
点眼の他に眼圧を下げる手伝いを・・・有酸素運動。全身の血流改善委加え、眼圧を下げてくれるという研究がある。

北海道大学病院 診療行使 新明康弘先生。コンタクトレンズ型眼圧計