緑内障になりやすいタイプ
東北大学医学部 眼下学教室 中澤徹 主任教授
- 睡眠時無呼吸症候群・・・睡眠時に無呼吸の状態が続く事で、網膜の血流低下を招き、栄養や酸素が足りない状態に陥る
- 低血圧・・・全身の血流が悪い典型例。目にくる血液の量が少ない。網膜の血流低下を招きやすい。
- 高血圧・・・血圧が高いことによって、網膜の毛細血管が動脈硬化。血流の低下を招きやすい。
- 糖尿病・・・血中の糖が網膜の毛細血管を傷つけ、血流低下を招きやすい 片頭痛・・・脳の血管が拡張・収縮しやすい。網膜でも似た現象が起き血流低下
- 家族歴・・・血縁のある親族に緑内障の患者がいる人はリスクが高い。
- 強い近視(度数-5.0以上が目安)・・ 眼球が大きくなって毛細血管を圧迫。網膜の血流低下を起こしやすい
40歳以上になったら緑内障の検査をした方がいいそうです。
老眼による見えづらさと思いこみ事で、緑内障の発症に気づきにくくなり症状が進行する事があるからだそう。
また、白内障と緑内障を同時に持つ人はかなりいて、白内障を患っている人は、白濁により緑内障を見つけにくいそうです。
血液の量と質の維持が大切とおっしゃっていました。
緑内障を調べる
眼底検査・・・眼科で眼底検査OCT・・・緑内障の早期発見に有効。多くのクリニックで導入されている検査機。
CNTGS(緑内障治療の有効性を検証した海外研究)